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来週のドル/円相場は、ドルが弱含みに推移すると予想。世界経済の悪化に伴うグローバルな利下げ観測や新興国の金融不安などを背景に、投資家によるポジションの巻き戻しが再度強まっている。とりわけクロス円での円高や、ユーロ/ドル相場におけるユーロ安は進みやすい。ただ、外為市場における基本的な動きは“リスク回避によるクロス円での円高とリパトリエーション(資金還流)によるドル高”であることから、ドル安円高の進行には限度があると考えている。
『ドルが大きく下落する局面はドル押し目買いの好機である』とのスタンスを継続する。
ユーロの売り圧力が止まらない。基本的には、年央まで続いていたドル不安のために、実力以上に買われてしまったことに対する反動が起こっているだけなのだが、ここにきて、市場参加者が欧州の金融問題の根深さや景気の落ち込みなども意識し始めている。目先、スピード調整に向かう公算が高いものの、年末に向けては一段のユーロ安を想定している。
また、豪ドルやポンドに関しても、対円で売り圧力が強まるとみる。豪中銀議事要旨で景気に対する弱気な見方が示されたことや、英中銀総裁がリセッションに直面している公算が高いとの見解を表明したことが投資家を弱気にしている。
なお、再来週の金融政策決定会合では、ECBも含めて利下げが見込まれている
(豪11/4、英・ECB 11/6)。